◎黒色色素産生菌とは◎
お子さんの口の中を見て歯と歯茎の境目を中心に黒色の色素沈着があることがあります。
これは【黒色色素産生菌】による着色が疑われます。
黒色色素産生菌は歯周病菌で小児の2~20%の子がなってると報告されています。(大人もなる場合があります。)
◎黒色色素産生菌と虫歯◎
黒色色素産生菌と虫歯は無関係な菌で、虫歯の発生頻度が少ないと言われています。
歯に黒い着色をつけるのみなのでこの菌がいることで虫歯の危険性が増すことはありません。
◎黒色色素産生菌との付き合い方◎
黒色色素産生菌は成長するにつれて自然消滅することがほとんどです。
またハブラシ同士で感染するとも言われてるので感染予防のためハブラシを個別に離す工夫も必要です。
虫歯の危険性はありませんが審美的に気になることがありますので、定期的に歯科へクリーニングしてもらいましょう。