歯の根元に段差が…?くさび状欠損とは|「戸田ふたば歯科」名古屋市中川区の歯医者 


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歯の根元に段差が…?くさび状欠損とは

2021.03.16
くさび状欠損という言葉を聞いたことはありますか(・ω・)?
くさび状欠損とは、歯と歯茎の境目に出てくる凹んだ欠損の事です。


【原因】
*誤ったブラッシング
→歯磨きの際に強い力で磨いたり、研摩材の沢山入った歯磨き粉で磨くと歯が摩擦します((+_+))これにより歯の根元がえぐれてくさび状欠損が出来ます。
歯の表面はエナメル質で覆われていますが、摩擦すると中の象牙質がむき出しになります。そうすると歯がしみる知覚過敏が起きるのです。



*歯ぎしり,くいしばりがある方はマウスピースの使用
→その中で一部のかみ合わせの強い方はかみ合わせの調整



【治療法】
*樹脂の材料でうめる
→うめた後はしみることはありません(*°▽°*)ですが、歯科の材料は全て半永久的な物なので何年かすると欠けたり脱離する可能性があります。

*高濃度のしみ止め薬を塗布する。





【ハブラシの改善】
*歯ブラシの硬さを普通かやわらかめにする
→ハミガキは毎日行うものなので、ブラッシング圧には十分気をつけなければいけません(*_*;
ハブラシ圧は、大体100~200gくらいが適正といわれてます。


当てた時に毛先がつぶれない程度です。また衛生面を考慮し、1ヶ月を目安として交換しましょう(^◇^)



くさび状欠損になってしまった歯は虫歯と同様自然に治ることはありません。
放置しておけば虫歯にもなりやすいですし、ひどくなるとしみる症状が強く出ます。
最悪の場合神経をとることになってしまいますので特にしみるなどの症状がある方は早めにご相談ください(`・ω・´)